【知っ得】中古住宅の購入のポイントの記事一覧

中古住宅を実際に見たら気に入ったので購入したい。でもせっかくならきれいにリフォームしてから住みたい。
では、購入しようとする中古住宅をリフォームするときはどのような流れになるのでしょうか?売買代金と併せて、リフォーム資金の融資も受けることができます。その場合の流れについて説明します。
まず、主要な部分として、どの不動産をいくらで売買して、お金はいつ払うか が書かれています。

①物件の記載

売買の対象となる土地や建物の表示です。以下のように記載されます。
 秋田市泉北○丁目○○番 宅地 ○○.○○㎡
 秋田市泉北○丁目○○番地 家屋番号○○番 居宅 木造亜鉛メッキ鋼板葺き2階建 ○○.○○㎡
②売買代金・手付金の額及び支払日
 売買代金総額 20,000,000円
 手付金   1,000,000円 契約締結時支払い
 残代金  19,000,000円 平成○年○月○日まで支払い
 また、手付金と残代金の支払日の間に、中間金の支払いを定める場合があります。

その他、記載されている条項は次の通りです。(全国宅地建物取引業協会の標準書式によ…

契約は、厳格なものです。申込にとは違い、勝手に「やーめた」ということはできません。特別な事情がなければ、売買代金を減額してくれということもできません。だから、契約の内容はあらかじめしっかり確認しておきましょう。
土地は、消費されない(腐ったり滅失したりすることがない)ので消費税の課税はかかりません。土地のみを購入する場合、消費税はかからないとされています。
土地と建物を併せて購入する場合は、建物部分にだけ消費税がかかります。土地1000万円・建物1000万円の場合、消費税は建物1000万円に対してのみかかります。2000万円の土地建物に対して消費税は(現行で)80万円です。
マンションの売買にも消費税はかかります。マンションは「敷地権(敷地利用権)」と建物部分を併せて買っているのですが、敷地権に対しては消費税はかかりません。

売買代金の他に、下記のような費用がかかります。
住宅ローンを借りる場合、仲介なら売買代金の1割前後が費用の目安です。
住宅ローンに係る費用や火災保険料などは、個々の案件によって異なります。詳細は、担当の方におたずねください。
この記事をご覧の方なら、ポータルサイトはご覧になっていると思います。ポータルサイトには相当の物件数が掲載されています。でも、条件にあう物件は、思いのほか少ないものです。土地以上に中古住宅の数は少ないです。例えばお子様の通われている小学校の学区内に中古住宅情報は何件あるでしょう?学区によっては、数件しかない場合もあります。それも築後40年などという物件が混じっていたりします。
人気の場所にあって値段が手ごろで築浅などという物件なら、早々に申込が入ります。情報を出して1週間以内で決まることも稀ではありません。だから、土地から探す新築より、スペードが要求されます。
「安心R住宅」とは、国土交通省が、既存住宅の流通を促進するために創設された制度です。既存住宅という言葉も、「中古住宅」と比べ耳慣れないかもしれませんが、これからは既存住宅が主流になりそうです。国交省が、運用のガイドラインを作り、その基準を満たすものは「安心R住宅」の商標を使用を許可するというものです。

この商標は、は国交省が認可した団体の構成員である事業者しか使えません。この認可を受けた団体がガイドラインに添ってそれぞれ独自に安心R住宅の基準を作ります。
「東日本リフォーム協会(実在しません)」みたいな団体が国交省に審査をしてもらう→OKになれば事業者として登録→その団体の構成員は、基準をみたした…
雪国では、冬のことを考えて家を選ぶ人も多いと思います。寒くて雪も多いこの時期は、ある意味家を探すチャンスです。秋田では雪は重大問題です。夏の暑さなどはある意味無視できますが、冬の積雪はそうはいきません。
冬にチェックするポイントを見てみましょう。
1.道路と側溝の様子
>>>道路の水が側溝からあふれそう、は大雨の時に冠水する恐れがあります

2.駐車場スペースのたたき(コンクリート)の様子
>>>駐車場に適度な勾配があり道路に雨水が流れなければ、駐車場が水びたしになります。

3.宅地内に水たまりができていないか
>>>排水が悪く、じめじめした土地柄もあります。水はけが悪い場合は、水抜きのための工事をした方がよい場合も。
購入した中古住宅が、「欠陥住宅」だったら・・・

個人が売主の中古住宅は、「瑕疵担保責任を負わない」または短期間(通常数か月)だけ瑕疵担保責任を負うのが普通。
でも、数か月たって雨漏りがしてきたり、白蟻の食害があったら どうなるでしょう。
多くの場合、購入した方が自ら修繕しなければなりません。
思わぬ修繕費がかかります。
(売主が知っていたのに告げなかったり、少し注意していれば気づくべきだったというケースは別です)

住宅の寿命は、以前と比較し各段に長くなっています。
政府も既存住宅(中古住宅)の流通を促進する方向に舵を切り出しました。