住宅を探すときの「目のつけどころ」(冬編)

雪国では、冬のことを考えて家を選ぶ人も多いと思います。寒くて雪も多いこの時期は、ある意味家を探すチャンスです。秋田では雪は重大問題です。夏の暑さなどはある意味無視できますが、冬の積雪はそうはいきません。
冬にチェックするポイントを見てみましょう。

ポイント① 道路状況

秋田では、車は必需品です。道路の状況を確認しましょう。
まず、幹線道路へのアクセスは大切なポイントです。生活道路はすぐ除雪されない場合もありますが、幹線道路は優先的に除雪されるからです。
次に道路の幅です。6m以上の幅員の道路が理想的ですが、比較的新しい団地を除けば狭い道路も珍しくありません。道路が狭くても、交通量が少なく、広い道路にも出やすければあまり支障はないでしょう。
私道(個人名義の道路)の場合、公共機関が除雪をしてくれない場合もありますので、注意が必要です。

ポイント② 屋根からの雪はどこに落ちるか

次に押さえたいのが、屋根の向き。お隣との距離が近い場合、滑り落ちた雪が隣地に落ちたり、逆もあります。お隣さんへの遠慮などからこれまでは苦情がなかったとしても、所有者が変わったとたん、「実はお宅の屋根の雪が落ちるんですよね。なんとかしてください」と告げられる場合があります。もっとも自分の屋根なら雪止め金具を増やすとか、スノーメルト(屋根の縁に付けて、落下防止するもの)を設置するなど対策もとれますが、隣地から落ちる雪は防ぐことができません。お互いの屋根の位置や勾配を目で確認して、所有者の方にも過去に落雪事故がなかったかを確認することをおすすめします。問題があったら購入前に解決してもらいましょう。
屋根の雪がカースペースに落ちて車が傷つくこともあるので、敷地内への落雪も注意が必要です。

ポイント③ 雪捨てスペース

雪捨てスペースにも余裕があると助かります。
予算の関係で広い敷地を確保するのが厳しい場合は、無落雪タイプのカーポートを設置すれば問題はほぼ解消します。(カーポートの設置にあたって確認申請が必要となる場合があります。)
近隣に公園など雪捨て場があると助かります。このような物件はラッキーかもしれません。

まとめると

道路状況は変えられません。地域限定で探される場合、道路状況にこだり過ぎると条件に合致するものが見つからないこともあります。屋根から落ちる雪については、問題があったら解決が可能かどうか確認してください。雪捨て場についてもカーポートである程度解決できます。
冬の生活も頭に入れながら、妥協できそうな部分は妥協することも大事です。冬になってから、「こんなはずではなかった」と後悔することがないように、予めチェックしましょう。

2018.2.1