中古住宅(既存住宅)とは

中古住宅とは
①過去に人が住んだことがある住宅のこと。築後年数とは関係なく、建てて1か月でも人が住んだ履歴があれば中古住宅です。

②建ててから相当の年月が経過した誰も住んだことのない住宅。人が住んだことのある住宅と区別するため、「未入居中古住宅」と呼びます。
何年経過すると中古住宅とという明確な定義はありません。
品確法(住宅の品質確保の推進等に関する法律)では、建築工事の完了の日から1年以内で未入居である建物を新築住宅としています。不動産業界の広告ルール(公正競争規約)でも同様です。つまり、不動産の広告では建ててから1年を経過すると「中古住宅(未入居)」などのように表記されます。
また、フラット35では新築から2年を超えたものを中古住宅としています。

中古住宅と既存住宅は同じ意味です。国の政策として中古住宅の流通を促進しようとしています。今までのスクラップアンドビルド(作っては壊す・壊しては建てる)が資源の無駄使いとなることなどの理由からでしょう。国の政策上では、「既存住宅」という用語を使っています。中古住宅の響きに伴う「汚い・不安」というイメージを払しようという意図が感じられます。

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2019年4月14日

中古住宅の模型