2011.4.12
ストック住宅とは、わかりやすい言葉で言い換えると
「中古住宅」のことです。
今、政府の住宅政策の中で、新築住宅にあわせて
ストック住宅の流通・再生が大きな柱になっています。
日本には、何百年も地震にも耐えて残っている建造物もありますが
住居は、「堅牢」とは逆の、朽ちていることを前提としている気がします。
「無常」感というのか、形あるものはいずれ壊れてしまうのが当然という感覚です。
「いおり」
木の家も、丈夫に作って手入れしてあげれば何十年ともちます。
古民家というのも、一部の人には根強い人気があります。
新しい住宅をどんどん作ると、今ある住宅はどうなるでしょう。
ライフスタイルに合わなくなったら流通させて、必要な人に使ってもらう
日本の不動産業も、だんだんそっちにシフトしていくのだと思います。