今年最後にがっかり情報~秋田県が「住み続けたい都道府県ランキング」で最下位!

がんばろう 秋田!上を向いて歩こうよ!

2019年のよりによってクリスマスに、またかの秋田県全国最下位。(住み続けたくない都道府県ランキング1位ともいう・・・)
この調査は、地域のブランドづくりのコンサルタント会社「ブランド総合研究所」が毎年行っているもの。
秋田県がトップを誇る?のは、人口減少、老齢化率、地価下落、自殺率などマイナスイメージの強いランキングがほとんど。これでは、秋田で生まれ育った若者が希望を持てず外に出ていくのは仕方ないと思ってしまう。
県が行った令和元年度の県民意識調査では、住みにくい原因として就職先がないがトップに上がる。起業されても小規模、大企業がない、収入が低い。私は、首都東京からの交通距離が全国一というのも困ったもんだと思うが、これは地理的なものなので変えられない。でも、本当に誇れるものはないのか。
秋田県は資源的には恵まれている。雪は降るが、凶作はあまり経験していない。食文化も豊かだ。酒もうまい。だからこそ、恵まれていたからハングリー精神がなく、変わろうとしないとよく言われる。
でも、このごろ秋田も攻めようとしている。農業関連では世界進出を目指す人も出て、県民も評価している。
また秋田には、「○○といえば秋田」と誰でもわかる、「ザ・秋田」が多い。なまはげ、あきた美人、秋田こまち、きりたんぽ、秋田犬など全国区のシンボルが多い。ずっと秋田は宣伝が下手くそと言われていたが、美の国あきたねっと(秋田県のHP)はいい線いっているし、「あきたびじょん」などはかなり攻めている。今年11月に公表されたあきたびじょんの新ポスターは、かなりセンスがいい(と私は思う)。フランスの写真家の撮影した写真を使って、「Any bad kids?(わるいごはいねが」とタイトルが付いている。(写真はのせられないので、秋田県公式HPを参照ください)世界遺産に登録された男鹿のなまはげのお面は、かつてあの岡本太郎が大絶賛したそう。怖いもの、かわいいもの、素朴なものいろいろな表情のお面がある。秋田を知れば、もっと秋田が好きになる。住み続けたいというのは、住んでいる人の主観。県民のムードが変われば順位は上がるはず。「どうせできない」と下を向いて生きるより、「何かやってやろう」と上を見て歩くの方が楽しいに決まっている。
2020年は何が起きるか、何ができるか楽しみです。

2019年は、たくさんのみなさまにこのWEBページにご訪問いただきありがとうございました。
今日は仕事納め、明日から1月5日までお休みです。
2020年も東北ミサワホーム㈱をよろしくお願いいたします。

2019.12.27