2019年も大盛況!あきた終活フェアinアトリオン

ジュウカツといえば「就活」より「終活」の時代?

3月9(土)・10(日)の両日、今年も「あきた終活フェアinアトリオン」(主催:あきた終活支援センター主催)が、地階のホールで開催されました。
今年は、両日各3回、計6回のセミナーも開かれ、およそのべ400名のお客様にご来場いただきました。セミナーは、相続と遺言書・住まいの終活・お墓・保険・エンディングノートなどについて、各分野の専門家が話しました。
弊社でも、「シニアのためのリフォーム」と「不動産をいつ・どうするべき」 というテーマでお話をしました。
9日はNHKさんとABSさんの取材が入り、夕方のニュースで流れたそうです。「ニュースを見て来ました」というお客様もいらっしゃいました。
また、10日付の魁新報にも「終活考えるきっかけに 秋田市でフェア 講話・相談会きょうまで」 という見出しで終活フェアの記事が掲載されました。終活についての関心の高まりを感じます。

大盛況だった終活フェアのセミナー

私が聞いたのは、10日の第1回目のセミナー「お墓・永代供養墓のお話」です。写真のように大盛況でした。
人が亡くなったら、お墓に埋葬することは義務ではないそうです。ずっと骨壺に入れたまま仏壇に置いても構わないそうです。海などへの「散骨」も映像では見たことがあります。
散骨するには遺骨をパウダー状にすりつぶす必要があります。その機械は結構なお値段がするので、今のところ秋田で導入している業者はないとのこと。また、秋田ではお骨を全部拾うのでお骨壺のサイズが大きいそうです。だから、パウダーにするのにも費用が多くかかるだろうという裏話もありました。
子どもがいなかったり、近くにいなかったりするケースも増える中、自分で自分の終わらせ方を決めておく必要に迫られているという事情もあるでしょう。夫婦は一緒に先祖のお墓に入るという考えさえ薄まりつつあるかもしれません。自分の好きな木の下に眠る(原則合葬)樹木葬など、埋葬の方法も多様化しているようです。
お墓のことも含めて、自分の人生を振り返りながらその先の人生のしまい方についても、早めに考えておくのがよさそうです。自分のためにも、残される人のためにも。

2019.3.10