中古住宅の正しい売り方~早く・高く売りたいなら、ものを減らす

なぜ、モデルハウスはきれいに見えるのか

引越後
入居中

上の写真を比べてください。少し撮影角度は異なりますが、同じ中古住宅の入居中(右)と引越後(左)です。入居中でも物は少ないお宅だったので「劇的ビフォーアフター」とはいえませんが、引越後はよりすっきりと好印象を与えます。
ご自分が中古住宅を探していると想像してみてください。同じ価格で全く同条件だったら、どっちを見に行きたいですか。普通なら「左」でしょう。物が無くなるだけで、こんなに印象が違います。
モデルハウスには、家具を配置し、食器やキッチン用品やグリーンを添えることで、生活感を出し過ぎないようにイメージを演出します。だから、「こんな家に住んでみたいな」となるわけです。モデルハウスがきれいに見えるのは、必要以上にものがないからですす。
整理整頓はもちろん大事ですが、それ以上に物の量が決め手です。
売ると決めたら
①新しい住まいに持って行くもの以外は、なるべく早く処分する
 早く処分を始めれば、自力で安くできます。(次章をご覧ください)
②必要最低限のもの意外は早めに荷造りして収納する。

最低限のもので暮らす、それ以外は棄てるか収納して内覧した人の目に触れさせない。これをしていただけば、好感度はぐっとアップします。第一印象がよければ、早く・高く売れる可能性も増します。

不要なものを、安く処分する方法~秋田市の場合

大量のごみを通常のごみ収集に出すことはできません。とはいえ、廃棄業者に頼むとそれなりの費用がかかります。
手間と時間を惜しまないなら、秋田市の場合は秋田市環境部総合環境センター(秋田市御所野にあります)に持ち込んで廃棄することができます。リサイクル家電品やパソコン・タイヤ・古紙など引き取ってもらえないものもありますが、布団や食器類その他かなりのものは持ち込み可能です。ただし作業は全部自分で行わなければいけません。費用は10kgあたり115円です。(平成29年3月現在)1t捨てても11500円です。入所した時の重さと出所したときの重さの計量し、その差に応じて支払います。
くわしくはこちらから→総合環境センター

普段からすこしずつ捨てておけば、いざというとき楽になります。
また、自分ではなかなか片づけられないという方には、「整理収納アドバイザー」の資格をもつ方をご紹介します。一緒に片付けながら、片付いた状態を維持する方法までアドバイスしてもらえます。

すっきりきれいにすることが、高く売るための第一歩。売ることを考え始めたら、片付けることも併せて考えてください。

さらに、もうひと手間かけましょう

ものを減らしたら
●水まわり(流し・洗面ボール・浴室・トイレ)を磨く
●玄関の靴は下駄箱に入れ、タイルを磨く
●外回りの草を抜く
●見学予約のある日は、室内に洗濯物は干さない
●香りに気を付ける(特にペット臭・タバコ臭)
などにも気をつけてください。
印象アップは間違いなしです。

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