どんどん難しくなる広告~物がゆきわたってしまった時代

2015.2.15 頭が痛くなる問題だ・・・

モノを売るのが、どんどん難しくなる。
景気が良くなったからといって、なんでもかんでも作れば売れるわけではない。

大概のものは、過不足なくそろっている。
壊れて直せなかったら買い替えるけど、よっぽどの趣味人でなければ、新製品が出ると飛びつく
そんな世の中ではなくなった。

WEBの時代になって、情報があふれかえる。
ちょっと時間が空くと、すぐスマホで情報を取りにいく。
ネットショッピングならまだしも、現実の店舗に行って商品を目の前にしても
店員に尋ねるのではなく、いきなりスマホで商品情報を調べる人が3人に1人くらいはいるらしい。
営業されることに警戒感をもっているのか、現物を確認したらあとは自分で調べる方が確実だと考えるのか。
店で店員さんとコミュニケーションするのも、リアル店舗の魅力だというのは
スマホで育った世代にはマッチしないのかもしれない。

いずれ、何かの媒体で商品やサービスの情報を目にして興味を持てば、自分から調べにいく。
でも、興味の対象がぱっぱと移行するので、じっくりと読ませることが難しいともいう。
速攻で取捨選択していかないと、情報の海の中をわたれないということか。
こちらの訴えをじっくり見てもらうのはどうしたらいいのか、どんどんわからなくなる。

不動産業でも、どんどんネット依存率が高くなっています。
新聞・チラシ・雑誌広告など、あらゆる広告も最後はHPに誘導しています。
じっくり見てほしいのですが、スマホから来ていただいた場合は、見たい部分をパッパと見てさようなら
そんな感じの動きが大部分の気がします。

じたばたあがいて、どうしたらお客様に来ていただけるか、試行錯誤の日々は続く…です。