販売困難物件事例②タウンハウス

タウンハウスとは、マンションと同じ所有形態の長屋住宅です。
2階建てが一般的のようです。
建物は、2階建て住宅が、壁を接して2棟・3棟と連なっています。
土地は一つの宅地として利用されています。
建物は、各々が専有部分として登記されますし、土地は各々持ち分登記さてます。
これは、マンションと同じです。

メリットは、各々の住宅を離して建築する必要がないので、土地を有効に利用できます。
分譲価格も、一戸建てより安くなります。
ところが、建物が古くなって建替えようとなった場合、自分の住む部分のみを建替えることはできません。
あくまでも、お隣さんと合わせてひとつの建物だからです。

建物の耐用年数が経過したとき、建て替えが困難であるということは、購入者にはデメリットです。
価格が安く、リフォームをしてもアパートの家賃より支払いが安い
そういう条件なら、購入者があらわれないとはいえませんが・・・

タウンハウスというのは極めて稀な形態ですが、販売は困難な物件になってしまいます。